2024年2月のアメリカのオフィスビル訪問数は、パンデミックによって働き方が一変する直前の「最後の通常オフィス勤務月」である2020年2月と比較して、約３割減少している状況と言われています。ただし、2024年の1月と比較すると18.6%増加しており、2024年に入って、職場復帰、すなわちRTO(Return-To－Office)は、一段と加速していると感じられます。また、他の調査では2020年春に60%を超えた在宅勤務日数は2023年には約25%に低下し、現在38%の企業が毎日のオフィス勤務を要求している様ですが、やはりトレンドとしては、柔軟なハイブリッドモデルへの転換が進んでいます。
アメリカのRTOの現状に関しては、雇用主から見る職場復帰の現状 ～戻したいけど進まない?!～をご参考にしていただけたらと思いますが、今回は、企業ごとにハイブリッド型の働き方を確立させる必要がある中で推敲すべきリモートワークやオフィス勤務に関する課題、それらに対する取り組みやトレンドについてまとめてみました。
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